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2011.12.1 Thursday
報酬規定
あるサービス業の経営者(法人)、デリヘル経営にも乗り出し、僕はサポートを請け負った。開業にあたって、報酬規定の原案を持ってきた。それを見て少々驚いた。さすがは経営者ともいえるべき規定だったからだ。
昨今、賃金体系は、年齢や勤続年数など属人的な要素(属人的賃金)は極力排除し、職能的な要素(職能給)を反映させるべきという流れにある。つまり、年功序列から能力主義だ。先の経営者は、デリヘルの報酬規定においても、それを踏まえて作成されていた。
確かに、金銭的に女性スタッフに優しい店は、女性スタッフは定着しやすい。だが、それがかえって、経営圧迫の要因となることもある。実際、最低保証料を設定している店において、保証料目当てで出勤してくる女の子とトラブルになったという事例も報告されている。
「女の子を食わすために経営しているわけではない」
と、先の経営者。さて、この一言、冷たいと捉えるか、当然と捉えるか。当然と考えながらも、意外と徹しきれない経営者が少なくないのも事実である。