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2010.8.10 Tuesday
全ては「たまたま」から始まった
「お天道様の下を歩けるような仕事をしろ」
ある会合でお偉いさんが口にした。嫌悪感を覚えた。そんなことを言うやつに限って、想像力が乏しい。
「好きでやってるんだろ」
そう思われがちだが、そんな単純なものでもない。
「ハローワークへ行けば、何かあるだろ。見つからないのは、仕事を選んでるからだ」
ぬくぬくと生きてきたんだなと思う。自分は頑張ったから今のポジションがあるとでも思っているのだろう。
確かに選びさえしなければ、ハローワークで仕事は見つかるだろう。だが、食っていける給料ではないから、選ばざるをえない。
「死ぬ気になれば、どんな仕事もできるはず」
これも冗談じゃないと思う。そうそう、死ぬ気になんかなれるか。そもそも、死ぬ気になればなんて、軽々しく口にするんじゃない。
「一度は就職したんですけど、やっぱりだめですね。結局、人に使われるのは無理みたいです」
と、あるデリヘル開業者。人間、そんなもんだ。そんなもんだからこそ、僕は支援する。語弊のある言い方だが、頭の悪いヤツもいる。だが、悪いなりに一生懸命考え抜いた結果、開業を決めたのなら、やはり僕はそいつを支援したくなる。勝負をかけるのに頭のいい悪いは関係ない。
いつも思うのは、全ては「たまたま」から始まっているということ。努力したからそのポジションにいるなんて思うなよ。そんなの思い上がりさ。頭のいいヤツも悪いヤツも、やらなければいけないそいつなりの理由を見つけたんだよ。人を騙すわけじゃない。詐欺でもないと、意外とみんな真面目だよ。適当にやって金稼げると思ったら大間違い。開業者は誰もそんな勘違いなんかしちゃいないよ。
冒頭のお偉いさんに言ってやりたいひとことといえば、「おたく、自分で思ってるほどそんなに立派じゃないよ」、かな。つまない言葉じゃなく、もっと世界の隅々までイメージを行き届かせた上で絞り出したひとことを発してみなよ。おそらくおたくには無理なんだろうな。
2010.8.12 Thursday
勝負する気のないヤツとは付き合えない
言うべきか、黙っているべきか。結局黙っていたのは、
「本気で開業する気がないのなら止めた方がいい」
失敗するだろうし、開業してもすぐに破綻に至るのが目に見えているから。
「やる気になったらまた連絡します」
と、本気で開業するとは思えない相談者。いや、もう連絡してこなくていいよ。勝負する気のないヤツとは付き合えない。僕自身が勝負しているから。