2013.04 |
2013.07 |
2013.09 |
2014.01 |
2014.07 |
2014.11 |
2015.04 |
2015.04 |
2014.1.15 Wednesday
経営
この業界、誇大広告も少なくない。といっても、店の方ではなく、手続きを行う側の話。
「昨年、プロデュースに関わったデリヘル100件以上」
と、ある関西のコンサルティング会社(おそらく個人。行政書士がどのように関与しているかは不明)。広いようで狭い世界、本当にそれだけの数をこなしていれば、自ずと僕の耳にも入って来るはず。ところが、名前も聞いたことのない業者。
なお、僕のところでは、フルサポート依頼が例年15~20件ほど(ただし、昨年は一昨年を下回った件数)。単なる電話やメールの問い合わせの数を入れても、おそらく100件には届かない。京都、大阪など関西ではそれが現状だ。もっとも、デリヘル以外の問い合わせを含めたら、100件を超すが。
クラブやラウンジ、キャバクラなどの風俗営業2号営業においては、申請者の大半は元々その業界に携わっていた人だ。ところがデリヘルについては、それまで客として利用したことはあっても、多くが業界とは無関係の人たちだろう。そこで求められるのは開業後の経営アドバイス。ましてやこの業界、初めて参入される方には独特の世界に映っていても無理はない。経営コンサルティングを行う会社が多いのはそんな事情もある。ただし、利用はあまりお薦めしない。業種は違えども、経営の根底は他の一般ビジネスと何ら変わらないがゆえ。結局、試されるのは経営者としての資質と「デリヘルで食う」といった強い意識。さて、この業界の2014年の展望はいかに。本年もよろしくお願いいたします。