僕はこちら側
「あの先生にはお金を払いたくなかったんです。どうせなら、気持ちよく払いたいじゃないですか」
あるデリヘル開業手続きの依頼者。名古屋からわざわざ京都にまで相談に訪れた。当初、名古屋で手続きを依頼するつもりだったという。
「本当はデリヘルの手続きなんて、やりたくないんだよね」
きっかけは、その一言だった。当初の相談先からそう言われた瞬間、彼は手続きの依頼をやめることにした。京都までの交通費などを考えると、僕のところへ依頼する方が明らかに割高になる。にもかかわらず、僕の事務所を選んだのは、「業界の精通度」のみならず、「業界への理解度」もひとつの大きな理由。
あちら側とこちら側。僕はこちら側。事務所開業以前より、こちら側の仕事を長年やってきた。今、この仕事に関わっているのは必然。そこが、他の同業者とは違うところ。ぜひ見抜いてほしい。(23.11.8)