続々・デリはけっして軽くない(俺はいつだって、信念で溢れている)
同業者に対し、単に「風俗が好きだから」という理由でデリヘル届出業務を積極的に扱ってはもらいたくないということは、他のコラムで書いた通り。
デリヘルの仕事がしたいわけではない。できれば他の仕事がしたい。けど、他の仕事には今さら就けず、この仕事をするしかない。その選択を肯定するか、否定するか。僕は肯定するからこそ、この業務を扱っている。
人は重みを背負っている。その重みを重みと感じられないヤツは、この業務を扱うべきではない。離婚手続きも同様だ。気軽に扱いすぎる。そもそも、女にもてないヤツは、女に関する業務を扱うべきではない。
僕はこんなことを平気で言ってしまうから、人と組むことができないのだろう。組みたいとは思う。その方が楽しいということをわかっているから。ただ、子供の仲良しこよしのグループは嫌いだ。稼げない行政書士同士が徒党を組むのもどうかと思う。
懸命だ。あぐらをかいているヤツからは仕事を奪ってやれと思う。一方で、無料相談会の類には出席しない。全ての業務に精通しているわけではないから。実際、無料相談会を利用された人から不評の声を聞くことが少なくない。当たり前だ、実務経験の浅い新人行政書士が「勉強の場」にと、相談役を担っていることも多いからだ。
「結局、有料のところのほうが信用できるんですね」
無料相談会で満足できなかった人の感想だ。
たかが行政書士、されどはなく、やはりたかが行政書士。ただし、俺はいつだって、信念で溢れている。
(2009.10.2)