メルマガ厳選コラム2011
[厳選コラム2011-1]
最近のなぐり書きあれこれ
世の中、「チャンチャラおかしいぜ」と思うヤツで溢れている。
風俗の話をしたり顔で語るヤツもそうだろう。俺に言わせれば、チャンチャラおかしい。
そんな俺は、表のバッチと裏の生業を使い分けている。
ゆえに「おまえは偽物なんだ」と言われる始末。十分に自覚している。
ただ、それでも「チャンチャラおかしい」とまでは、
腐ってもいなければ落ちぶれてもいないと思っている。
そうでなければ、うさぎにもみるくにも、笑われてしまう。
うさぎにみるくを。
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僕の事務所のホームページの記載内容を無断転載したサイトを見つけた。
いちいち目くじらを立てる気はなくとも、それが一般の人ならまだしも、
同じ法律に携わる人間であったがゆえ、情けない。
されど、僕の信念だけは真似できやしないだろう。キミは偽物だから。
間違ってもそんなところへは依頼しないよう、呪いをかけておこう。
加えてこのジャンル、舐めて扱ったら痛い目に遭うよと、釘をも刺しておこう。
偽物注意。
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昔、雑誌で連載していたコラムを整理してみた。
読み返してみると、あの頃、本当に楽しかったんだなと、つくづくと思う。
今はどうだろう。あの頃ほどには楽しめていないかな。
けど、この「うさぎにみるくを。」に限っては、楽しめそうな予感がするんだ。
うさぎもみるくも、実在した女。もちろん、他の女たちも。
うさぎにみるくを。
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遠慮なく他の同業者と比較してみてほしい。
どれだけ僕が主張しているか。どれだけ僕がメッセージを持っているか。
理解いただけるだろう。
もちろん、僕のメッセージは理屈なんかじゃない。
理屈なんかどうでもいい。理屈なんか聞きたくない。こだわるべきは肉体だろ。
なぜなら、女が絡んだ仕事だから。
[厳選コラム2011-2]
渡された契約書。今まで見てきた契約書の中で、最も貸主に有利な内容となっていた。本来ならば、貸主の言うがままに契約する理由などありはしない。だが、他に選べる物件はない。それを知ってか知らぬか、貸主は強気な姿勢。ある地方都市でのデリヘル事務所物件事情…。
デリヘルという商売の善し悪しはともかくとして、少なくとも眠っている間に金が入ってくるような仕事ではない。誰もが「勝負したいんです」といった気持で開業に臨んでいる。契約書を見たとき、僕は思った。「こんな街では商売しないほうがいい、勝負するのにふさわしい街ではないのではないか」と。
クソオヤジの腹黒さには辟易する。されど負けるなよ、いや、負けてはならぬ。そう願うばかり。
さて、ときに「頑張れ」と声をかけることが安易に思える場合もある。されど、「頑張れ」の言葉しか出てこない場合もある。「言葉なんかどうでもいい。それより気持ちだろ」と言われると、それはそれで違うと思う。言葉は大事だと思うし、また、大事にしたいから。23.3.11、それでも僕らはみんな生きている、支援の気持ちを込めて。
[厳選コラム2011-3]
「手続がうまくいかないんで、アドバイスしていただけませんか」
一般客からではない。普段、付き合いのない府外の行政書士から問合せがあった。聞けばデリヘルの手続き、過去に一度だけしたことがあるにすぎないという。他の業務についても言えることだが、同じ業務であっても、教科書通りに手続が進むこともあれば、イレギュラーなケースで教科書通りにはいかないことも珍しくない。今回は後者のケースだったようだ。
仕事上の失敗は、同業者にはなかなか言いづらいものだ。本人のプライドもあるだろう。だが、面識もない県外の同業者ということで、先方も恥を覚悟で電話をかけてきたのかもしれない。
風俗営業を扱う同業者は、ここ最近増えてきたように思う。自由競争ゆえ、どうこういうつもりはないが、軽く考えていると痛い目に遭うこともある。先のケースは、物件の契約が転貸借契約であったため、必要な書類が通常とは違ったことによるもので、特に依頼者とのトラブルまでには発展しなかったが、残念ながら過去にトラブルにまで発展したケースを耳にしたのは一度や二度ではない。
実際、「この業種を安易に考えている」と思えてしまう同業者のホームページに出くわすことが度々ある。誰かが言ってた。
「同じ行政書士、どこも仕事の能力は変わらない」
いや、違う。僕はそうは思わない。知識の量と質が違えば、自ずと能力も変わってくる。ネットで調べればわかる知識なら、誰もが入手できる。しかし、違いが出るのは、ネットで調べてもわからないような知識、あるいは地域性によるローカルな知識の有無。
さて、なぜこんなことを書いているか。やはりここは正直に吐露しよう。最近、ネットでの検索が下位に下っている。新規参入者に上位を取られてしまっている。僕自身、SEOにはお金をかけていない。かけるつもりもない。昨日も業者から営業の電話がかかってきたっけ。ある程度、SEOの知識も持ってはいるが、SEO競争に参加する気はない。とはいえ、検索結果が下るのは悔しいものだ。そこで腹いせとして、先のような「警告」を発しているという次第。
そう、僕はけっして人はよくない。ただし、どちらかといえば正直な方であろう。なにしろ「まっすぐな道」だから。